「アバター」のジェームズ・キャメロン監督が、3月26日(現地時間)、世界で最も深いといわれる太平洋マリアナ海溝の水深1万898メートル地点に特別製の一人乗り潜水艇で到達したことが明かされた。
ナショナルジオグラフィック協会によれば、この地点に人類が到達したのは、1960年の二人乗り潜水艇が20分ほど滞在した時以来ということで、今回のような単独潜水では世界初。
また滞在時間も数時間ほどと大幅に記録更新した。
キャメロン監督は、ここで3D映像撮影を行なったり、堆積物などサンプルの採取にあたったという。
「タイタニック」の撮影以来、深海の世界に魅せられたキャメロン監督は、これまでも潜水探索は何度も体験しているベテラン。
今月末、「タイタニック3D」の公開キャンペーンで、来日が予定されている。