60年代にサーフィン・ミュージックで世界的人気を博したアメリカのバンド、ビーチ・ボーイズのドラマーで83年に没したデニス・ウィルスンの晩年を描く伝記映画「ザ・ドラマー」The Drummerに、「ハリー・ポッター」シリーズのロン役でおなじみのるルパート・グリントと「ヒューゴの不思議な発明」のクロエ・グレース・モレッツが出演する。
既報のように主人公のデニス・ウィルスンを演じるのは「世界侵略:ロサンゼルス決戦」のアーロン・エッカート。
クロエが演じるのはその娘ジェニファー役。
ルパートはデニスのミュージシャン時代末期にエージェントのウィリアム・モリス・エージェンシーでインターンとして働いていて、デニスの友人になったスタン・シャピロの役。
また、同時代の人気バンド、フリートウッド・マックのシンガーソングライターで、一時は交際していたクリスティン・マクヴィー役で「ミッション:8ミニッツ」のヴェラ・ファーミガが共演。
監督と脚本は「ボトル・ドリーム カリフォルニアワインの奇跡」のランドール・ミラー。
製作には映画でクロエが演じるデニスの娘ジェニファーと、彼女と母親が違う弟カールも参加している。
アンクレイムド・フリート・プロダクション他の製作で6月に撮影をスタートする。