ユニバーサル・ピクチャーズとワーナー・ブラザースで、それぞれ別のドラキュラ関連の映画企画が進行中。
ユニバーサルの「ドラキュラ・イヤー・ゼロ」Dracula Year Zeroは、もとはアレックス・プロヤスの企画で、ブラム・ストーカーの小説「吸血鬼ドラキュラ」の原形となった、実在のトランシルバニアの貴族ヴラド公を描くもの。
現在の監督はプロヤスではなく、マーシャルアーツ短編映画「涙の盃」The Cup of Tearsの新鋭監督ゲイリー・ショアに監督を打診中。
一方、ワーナー版の「ハーカー」Harkerは、ブラム・ストーカーの小説に登場したジョナサン・ハーカーを主人公にした物語だが、原作では弁護士だったハーカーは、この映画ではスコットランド・ヤードの警部で、ロンドンで起きた謎の猟奇事件を解明していく。
ハーカー役には「ロビン・フッド」のラッセル・クローの名前が挙がっている。
監督は「アンノウン」のジャウマ・コレット・セラが予定されていたが、彼は「AKIRA」のリメイクのために降板。
しかし「AKIRA」が頓挫した今、監督するのではないかという説も。
どちらも今後の情報に注目だ。