映画『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』の主演メリル・ストリープが、第62回ベルリン国際映画祭にて、名誉金熊賞を受賞した。ドラマティックなものからコメディまで幅広い役を演じられる多才な女優であり、映画界への貢献度も非常に高いということを評されてのもの。
メリルは同賞を受け「これまでの人生を、これまで自分を支えてくれた人全てに感謝したい」と、本作の監督フィリダ・ロイドや共演者のジムにも感謝の言葉を送った。
お祝いの挨拶にかけつけたのは、ジェーク・ギレンホール。彼はメリルの息子の同級生で「13歳のころ自宅で遊ぶなかで、すごく怖いメリル・ママだった」と会場を沸かせた。それを受け、メリルはジェイクと息子とのエピソードを披露し、女優だけでなく母親としての一面ものぞかせた。
英国初の女性首相マーガレット・サッチャーの栄光と挫折を描く人間ドラマ『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』は3月16日(金) TOHOシネマズ日劇 他 全国ロードショー。メリルは本作をたずさえ3月上旬、監督とともに来日する。