「セブン」、「ファイト・クラブ」などの鬼才、デーヴィット・フィンチャー監督が、「ソーシャル・ネットワーク」に続くプロジェクトとして着手した「ドラゴン・タトゥーの女」の来日記者会見が1月31日、都内で行われた。
会見には、主演のルーニー・マーラ、デヴィッド・フィンチャー監督が登場した。
監督は、先日のジャパンプレミア試写会について「客席から舞台まで歩かなければならず、モデルの気分でした。とても緊張しました。」とコメント。
今回の作品を作るにあたって「原作を読んだ時に感じたことを忠実に再現するように心がけました。」と語った。
次回作について聞かれると、「まずは大勢の方に今回の作品を観てもらわないと、2部、3部とはつなげられません。それも本当に大勢の方に。」と答え、会場を和ませた。
今回が初の来日となるルーニー・マーラは、「まだちゃんと見ることはできていないけれど、東京の街を気に入っています。日本に来ることができただけで嬉しいです。」とコメント。
物語のヒロイン、リスベットについて「多くの方もそうであるように、原作を読んで彼女の事を大好きになったし、共感できる事がたくさんありました。人生の中で自分が誤解されているとかOUTCASTであると感じる事は皆さんあると思うんですが、そういった部分でとても共感できました。」と語った。
映画「ドラゴン・タトゥーの女」は、2012年2月10日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国公開。