【A】「第三の男」
AFIが1999年に発表した"偉大なアメリカ映画100本"の栄えある第1位は、「市民ケーン」('41年)。
以下、「カサブランカ」('42年)「ゴッドファーザー」('72年)「風と共に去りぬ」('39年)「アラビアのロレンス」('62年)「オズの魔法使」('39年)「卒業」('67年)「波止場」('54年)「シンドラーのリスト」('93年)「雨に唄えば」('52年)と続く。
その57位にランクインしたのが、イギリス人のキャロル・リード(監督も兼任)とハンガリー人のアレクサンダー・コルダが共同で製作したイギリス資本の作品「第三の男」('49年)。
(映画力がつく本:近代映画社刊より)