「シュリ」のカン・ジェギュ監督最新作『マイウェイ 12,000キロの真実』の来日記者会見が12月19日、都内で行われた。会見にはオダギリジョー、チャン・ドンゴン、ファン・ビンビン、カン・ジェギュ監督が登場した。
カン・ジェギュ監督は「1カット1カット全力で作っていきました。日中韓の映画の発展につながればいいと思っています。」とコメント。1つの写真が本作制作のきっかけになったことについて「この写真を題材にしたものが出てましたが別の作品に温めていたのですぐには取り掛からなかったんですが、韓国で放送されたドキュメンタリーを見て、映画化したいという思いが強くなった」と語った。
主演の日本人を演じたオダギリジョーは撮影について「この世のものとは思えない酷い現場でした。」とコメント。「日本人が描く戦争映画とは違う描き方が僕の経験上にはなかった。」と振り返った。
またW主演のチャン・ドンゴンは「ブラザーフッド」以来のカン・ジェギュ監督との仕事での経験が役に立つかと思っていたそうだが、「以前の経験は全く役に立たない現場でした。スケールの大きい戦闘シーンで、寒さもつらく骨身にしみました。」と振り返った。
白いドレスで登場したファン・ビンビンは「大変で、女性扱いされない現場でした。」と振り返り、4〜5人の男性と走るシーンでは「チャン・ドンゴンさんほど足が長くないので必死に走りました。監督さんにでると約束したからには”やらなくちゃ”と思い頑張りました。」とコメントした。
また会見後には、全ての撮影を地球半周分を移動して行われたことから制作された地球儀「マイウェイ・アース」の点灯式も実施。チャン・ドンゴンらが手をかざすと光り輝いた。
映画「マイウェイ 12,000キロの真実」は2012年1月14日(土)より全国公開。
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