グッゲンハイム美術館、帝国ホテルなどで知られる建築家フランク・ロイド・ライトの伝記映画「タリアセン」Taliesinが始動。
タリアセンとは、ライトが作ったコミュニティの名前で、元々はライトの祖父の出身地ウェールズ語で"輝ける額"という意味の語。監督は「小さな村の小さなダンサー」のブルース・ベレスフォード。ライトは、彼が1904年に手がけたチェイニー邸の施主の妻マーサ・チェイニー、通称ママーと恋愛関係になり、妻に離婚を申し出るが拒否され、ママーとNYやヨーロッパに駆け落ちし、これがスキャンダルになるが、映画ではこの恋愛を中心に描く予定。
ベレスフォード監督は「ライトを聖人のように描くつもりはない」と語っている。脚本は「白いカラス」「ジャック・サマーズビー」のニコラス・メーヤー。