最新作「ヒューゴの不思議な発明」がニューヨーク映画批評家賞の作品賞と監督賞を受賞して注目を集めるマーティン・スコセッシ監督が、次回作が決定したと発言。ついに、かねてから映画化したいと公言していた遠藤周作の「沈黙」Silenceの映画化に着手する。
原作は史実を元に17世紀日本のキリシタン弾圧を、その渦中にいるポルトガル人司祭の目を通して描くもの。以前、「NINE」のダニエル・デイ・ルイスが主演すると言われたことがあるが、これについて監督は「決定ではないよ。ダニエルは今、スティーヴン・スピルバーグ監督の映画に出ているしね」とコメントしている。