「ブラザーフッド」のカン・ジェギュ監督最新作「マイウェイ 12,000キロの真実」の特別映像試写会が11月21日都内で行われ、主演の1人オダギリジョーとカン・ジェギュ監督が登壇した。イベントでは予告編、メイキング映像のほか、クライマックスシーンを含む特別映像を本国に先駆け初上映された。
本作は”ノルマンディー上陸作戦”後に発見された2人の東洋人の実話を基に映画化した感動ドラマ。アジアからフランス・ノルマンディーまで12,000キロにも及ぶ戦いの中でも生きることを諦めなかった2人の人生を描く。
カン・ジェギュ監督は本作について「SF作品を手掛けている最中だったが、本作の原案となるドキュメンタリー映像を見たときに衝撃を受けた。過酷な運命の中で、生き抜いた青年の”生"への思いをぜひ映画で描きたいと思いました。」とコメント。
オダギリジョーは当初、ハードな作品になることが台本からでもわかったため出演は断っていたそうだが、監督の人柄、また熱心な説得に心打たれ引き受けたそう。また「今後の自分の役者人生の中でこれほどまでの大作にかかわれるかを考えた時に覚悟を決めました。」とも振り返った。しかし撮影は過酷を極めたようで、日本に一時帰国し再度撮影現場に戻るときには「行きたくない!と何度も思い、戦時中の人はこんな風に思っていたのかな、と思いました。」としみじみと語った。また監督も同様に「撮影に行きたくないと思ったことが何度かあった。」と語るほど、相当ハードな撮影だったようだ。
本作は25億円をかけ制作されたこともあり、迫力の戦闘シーンには実際に火炎瓶やマシンガンなどを使用し撮影。戦車も撮影用に3台制作したそう。
映画「マイウェイ 12,000キロの真実」は2012年1月14日(土)より全国公開。
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