「ザ・タウン」のベン・アフレックが監督する新作で、「コンテイジョン」のマット・デーモンが主演を務めることになった。その新作は、2人の故郷であるボストンのギャング、ホワイティー・バルガーを描くもの。
バルガーは長年にわたってFBIに捜査され、94年に逮捕状が出たが、その後、16年間に渡ってサンタ・モニカに潜伏し、本年の6月にやっと逮捕された。マットが出演した「ディパーテッド」でジャック・ニコルスンが演じた人物は、彼をモデルにしていると言われている。マットがこのバルガーを演じ、ベンも監督だけでなく、出演もする予定。ベンの弟のケーシー・アフレックも出演する。脚本はギャングを描く人気TVシリーズ2作、「ザ・ソプラノス/哀愁のマフィア」「ボードウォーク・エンパイア」のテレンス・ウィンターが執筆。製作はワーナー・ブラザース。
2人がいっしょに出演するだけでなく、スタッフとしても参加する映画は、脚本を共同執筆した97年の「グッドウィル・ハンティング/旅立ち」以来。ただし2人とも新作予定が詰まっており、撮影時期はまだ決まっていない。