「反撃」「警鐘」などが翻訳されている人気ハードボイルド作家リー・チャイルドが元軍人ジャック・リーチャーの活躍を描くシリーズの、05年刊行の第6作を映画化する「ある銃撃」One Shotが撮影中。
「ミッション・インポッシブル」シリーズのトム・クルーズが主演しているが、原作では主人公は6フィート5インチの大男。原作ファンの中には、5フィート7インチのクルーズはイメージが違うと反対する意見もあるが、トム・クルーズはこれに反論。『僕が出演した94年の「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」のことを思い出すよ。撮影前は原作ファンに反対されたけど、映画が出来たら原作ファンも納得してくれた。僕は原作のリーにも会ったけど、彼は僕を励ましてくれたよ。彼は、体格は主人公の持つ要素のひとつでしかない、彼のもっている魅力は他にある、と語ってくれたんだ』とのこと。
監督はトムが主演した「ミッション:インポッシブル/ゴーストプロトコル」「ワレキューレ」の脚本家クリストファー・マッカリー。「17際の肖像」のロザムンド・パイク、「クレイジー・ハート」のロバート・デューヴォールが共演。パラマウント・ピクチャーズ他の製作で、2013年2月の全米公開を予定。