「バイオハザード」の監督ポール・W・S・アンダーソン監督最新作「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」の来日記者会見が10月23日都内で行われ、ミラ・ジョヴォヴィッチ、ローガン・ラーマン、ガブリエラ・ワイルド、ポール・W・S・アンダーソン監督、日本人ゲストに溝端淳平が登壇した。
本作はアレクサンドル・デュマの名作「三銃士」をもとに3D映画化。銃士に憧れ上京した主人公ダルタニアンが三銃士の仲間入りし、やがて王室を揺るがす巨大な陰謀に巻き込まれていく。オーランド・ブルームが初の悪役を演じることでも注目を浴びている。
日本のアニメにインスパイアされて作られたという本作について監督は『「宇宙戦艦ヤマト」「オーディーン 光子帆船スターライト」といった宇宙を飛行する船にインスパイアされている。「三銃士」は本当に作っていて楽しかった!』とコメント。
360度の空の映像で囲まれた会場にダルタニアン役のローガン・ラーマンは「見入ってしまったよ」と驚いた模様。
ゴージャスなドレスを着てのアクションに挑んだミラは「毎日少しずつコルセットをきつく巻いて、ペチコートも増やして、トレーニングを積んだわ。スープばかり飲んでしまうコルセットがきついの。」と振り返った。それに対し監督は「おかげでケータリングが安くなったよ。」と冗談を交えたツッコミをいれていた。
お気に入りのシーンについて聞かれると、ローガンは「ロシュフォールと150cmの幅の屋根の上で戦うシーンがお気に入り。何カ月間もフェンシングの練習をしていたんだ。正確性が問われたり覚えるのが大変だった。その努力が報われたシーンだった。」と撮影を振り返った。
ガブリエラはダルタニアンのような男性について聞かれると「今まであったことのない男性だから、好奇心を覚えるわ。」とコメントした。
会見の模様は「ニコニコ動画」で生中継され、会場内のLEDスクリーンにユーザーからの生コメントも流れ、キャスト一同大喜び。「ローガンが好きってコメントもあるわよ!」とミラが見つけると、照れたローガンは「日本は予期せぬものをうみだすところがすごい。本当にもてなしの心をもって、接してくれる」と感激していた。他にもCG映像により飛行船を映し出され、通常の記者会見とは違った雰囲気にキャスト一同大はしゃぎ。監督は「イギリスの会見ではこれは出てこない。日本ならではだね!」と笑顔で話していた。
「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」は10月28日(金)TOHOシネマズスカラ座ほか全国3D・2Dロードショー。 三銃士1
三銃士2
三銃士3
三銃士4
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