【A】「西部戦線異状なし」
「西部戦線異状なし」は戦争の厳しい現実を描いたエリッヒ・マリア・レマルクの原作を映画化したトーキー初期の傑作。1930年度のアカデミー賞の作品賞とルイス・マイルストンの監督賞の2部門に輝いている。
しかし、配給元のユニバーサルは他のハリウッド・メジャー、つまりパラマウントやワーナーやMGMに比べると2流の映画会社というイメージが強かった。
なにしろ、「西部戦線〜」の後、「スティング」('73年)まで実に43年間もオスカーの作品賞に縁がなかったのだから。
(映画力がつく本:近代映画社刊より)
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10月27日配信のメールマガジンにて誤表記がございました。
正しくは以下の通りです。
誤:スティーヴン・ステピルバーグ
正:スティーヴン・スピルバーグ
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