ブラッド・ピットに新作情報がふたつ。まず、サスペンス「灰色の男」The Gray Manへの主演をオファーされ、現在検討中だ。マーク・グリーニーの同名小説を映画化するもので、ブラピが演じるのは、凄腕の暗殺者。彼はCIAのために働いていたが、ある仕事に失敗したことから、正体不明の敵に狙われるようになる。さらにアタマ監督は「アンダーカヴァー」「裏切り者」のジェームズ・グレー。
さらにブラピは、奴隷制度を批判する作品をプロデュースする。その作品は、南北戦争勃発前の19世紀前半、ニューヨークで生まれた教養あるアフリカン・アメリカンのソロモン・ローサップが、ワシントンで誘拐されて救出されるまで12年間の間、ルイジアナ州で奴隷として働かされ体験を書いた自伝「12年間、奴隷として」Twelve Years a Slaveを映画化する作品。
主人公ソロモン役を演じるのは「ソルト」のチュイテル・イジョフォー、監督はいま注目のアフリカン・アメリカン、スティーヴ・マックイーン。彼は「アンダーカバー・ブラザー」の脚本家ジョン・リドリーといっしょに脚本も手がける。製作はブラッド・ピットの製作会社プランBエンターテインメント。