「ランナウェイズ」のダコタ・ファニングが、新作で19世紀の美術評論家ジョン・ラスキンの9歳年下の妻ユーフィミア(愛称エフィー)を演じる。
2人は結婚後、実際の夫婦生活がなかったことから6年後に離婚。エフィーは夫と交流のあったラファエル前派の画家ジョン・エヴァレット・ミレーと結婚した。2人の離婚の原因は、ラスキンが幼女趣味だったからだと考えられている。脚本は女優でもあり、「ナニー・マクフィー」などの脚本を手がけるエマ・トンプスン。監督はTV映画を多数手がけてきたリチャード・ラクストン。
実は今回、ダコタが演じるヒロインは、「ハンナ」のシアーシャ・ローナンが出るはずだった。エフィーの夫ジョン・ラスキン役は、脚本のエマの夫グレッグ・ワイズ。エマ自身もエフィーが信頼するレディ・イーストレイク役で出演。後にエフィーの夫となるミレー役は「パイレーツ・ロック」のトム・スターリッジ。エフィーの両親を「英国王のスピーチ」のデレク・ジャコビーと「ハリー・ポッター」シリーズのウィーズリー夫人役でおなじみのジュリー・ウォルターズが演じる。
10月に撮影を開始、ロンドン、スコットランド、そしてベネチアで撮影が行われる。