ケミカル・ブラザーズの最新アルバムが、映画「ハンナ」のサウンドトラックとして7月13日に発売されることが決定した。
映画「ハンナ」は殺すことだけを育てられた16歳の少女ハンナの哀しき運命を描いた作品。主演は「ラブリーボーン」「つぐない」のシアーシャ・ローナン。
本作のサウンドトラックはケミカル節満載の全20曲を収録。「Wall Street Journal」で「過去の僕らの作品とは違った、新たな挑戦だった。普段は特に制限も無い中での作品作りだから、無限の可能性の中での制作という自由さに、時に無力感を感じることすらあるよ。だけど、この作品では、映画の場面に合うように、その制限の中での制作だったから、逆の意味で自由を手に入れられた気がするんだ。」とメンバーのトムが語るよう、これまでとはまた違った環境での制作から得たことは大きいよう。
なお、ケミカル・ブラザーズは7月29日から31日に行われるフジロックフェスティバル'11(出演は7月31日)で4度目のヘッドラインを担当。同イベントへの出演は6度目、来日公演としては実に4年ぶりとなる。
ケミカル・ブラザーズ最新曲「Container Park」使用の、映画『ハンナ』予告編はこちら。