「バイオハザードIV アフターライフ」のポール・W・S・アンダーソン監督最新作「三銃士」が10月に公開。オーランド・ブルーム、ミラ・ジョヴォヴィッチ、ローガン・ラーマン、クリストフ・ガンツら豪華キャストが出演する。同作はアレクサンドル・デュマの冒険活劇「三銃士」を3D映像で映画化したもので、オーランド・ブルームとミラ・ジョヴォヴィッチが初の悪役を務めることで話題となっているが、この度2人の画像が解禁となった。
オーランドはフランスを狙うイギリス宰相:バッキンガム公爵役を、ミラは17世紀のボンドガール”謎の美女:ミレディ役を演じる。
撮影中は、1シーン撮り終わるごとにその場で3D映像に変換して映像チェック。出演者と一緒に3D眼鏡をかけて確認しながら進めるという方法で、圧倒的な3D映像の完成度の高さにこだわっている。
また、撮影に使用されたのはARRI ALEXAの3Dカメラで、同時に8台を使用して撮影。本作の製作プロデューサーによると、これは3D映画撮影史上最大級のカメラ数を使用したそう。
撮影は主にドイツで行われ、中では、世界遺産となっているヴュルツブルクの大司教の宮殿レジデンツ(独:Würzburger Residenz)での撮影も敢行。バロック建築様式を代表するヨーロッパでも屈指の宮殿であり、バルタザール・ノイマンの設計により、18世紀に建てられたもので、ヨーロッパでも最大級を誇る大きさの宮殿となる。映画の撮影でこの世界遺産が使われたのは、史上初とのこと。
「三銃士」は10月 TOHOシネマズスカラ座ほか全国超拡大ロードショー。