「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」の脚本家テリー・ロッシオが、スタジオにシリーズ第5作の脚本を依頼されたことを告白。それを聞いた主演のジョニー・デップが、嬉しい悲鳴を上げた。「それはすごくうれしい話だし、ジャック・スパロウ役をまた演じるのはうれしいよ。でも"よし、それなら来月から撮り始めて、2012年のクリスマスに公開しようぜ"という気にはなれないな(笑)。ちょっと一息つきたいね。このシリーズは僕にとっても特別なものだから」とのこと。
また、ジョニーはかねてから噂だった、彼が89年に主演したTVドラマのリメイク作「21ジャンプ・ストリート」21 Jump Street へのカメオ出演シーンが本当であることを公言。「もう僕のシーンの撮影は終わったよ。今回の主演の2人、ジョナー・ヒルとチャニング・テータムといっしょのシーンだ。楽しい経験だったよ」とのこと。こちらの作品はアニメ「くもりときどきミートボール」の監督コンビ、フィル・ロードとクリストファー・ミラー。コロムビア・ピクチャーズ他の製作で、2012年3月16日全米公開予定。
ジョニーにはニュースがもうひとつ。すでに彼が主演することが発表されているクライム映画「影なき男」のリメイクに、「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」で組んだロブ・マーシャル監督が参加することになった。ダシール・ハメットの原作の映画化作で、夫婦探偵ニックとノラの活躍を描くもの。34年製作の映画では、この2人をウィリアム・パウエルとマーナ・ロイが演じた。今回のノラ役はまだ決まっていない。マーシャル監督とジョニーは製作にも参加、2014年の全米公開を目差す。