映画祭6日目となる現地時間5月16日、第64回カンヌ映画祭コンペティション部門最大の注目作、『ツリー・オブ・ライフ』の記者会見が行われた。
午前11時15分、記者会見の会場となったパレには、主演兼プロデューサーを務めるブラッド・ピットと、彼の妻を演じたジェシカ・チャステイン、プロデューサーのデデ・ガードナー、サラ・グリーン、グラント・ヒル、ビル・ポーラッドの6人が登壇。
ブラッド・ピットは、この『ツリー・オブ・ライフ』は「自分が手がけなければならないと感じ、4年前から参加しました」と、作品に対する熱い想いを世界中から集まった報道陣で埋め尽くされた会場で語ったほか、共演のジェシカ・チャステインも作品への思いを語った。
また『ツリー・オブ・ライフ』の上映に先立ち行われたレッド・カーペット・セレモニーには、主演兼プロデューサーを務めるブラッド・ピットと、成長したその息子を演じた共演のショーン・ペン、そしてブラット・ピットの妻を演じたジェシカ・チャステインが登場。今年のカンヌ映画祭最大のビッグスターの登場に、詰めかけた沿道の観客は大きな盛り上がりを見せた。ブラッド・ピットとショーン・ペンは、久しぶりの再会を祝いレッド・カーペット上でガッシリと抱き合い挨拶。ジェシカの手をとり、三人で観客の声援に応えた。
『ツリー・オブ・ライフ』は8月12日(金)より丸の内ルーブル他全国ロードショー公開
(詳細はカンヌ国際映画祭現地レポートをご覧ください)
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レッドカーペットのブラット・ピット、ジェシカ・チャステイン、ショーン・ペン