「ブラック・スワン」のダーレン・アロノフスキー監督が新作「ウルヴァリン」The Wolverineから降板することを発表した。
今回のウルヴァリンの舞台は日本で、日本でのロケ撮影が予定されていたが、このたびの地震でそれが見直しになるとも言われている。アロノフスキーの発言によれば、この海外ロケが問題だったようだ。監督によれば「ずっといっしょにやってきた製作会社のフォックスとこの作品について話して、本作を監督するには約1年間の間、海外にいなくてはならないことが分かったが、僕はそんなに長い間、家族と離れているのがありがたくない。脚本はすばらしいし、友人のヒュー・ジャックマンとまたいっしょに仕事をするのをとても楽しみにしていたんだが、このプロジェクトの行く末を見ることが出来ないのは残念だ」とのこと。
アロノフスキーとジャックマンは06年の「ファウンテン 永遠につづく愛」で組んでいる。新たな監督が誰になるか、今後の情報に注目だ。