「スターダスト」「コララインとボタンの魔女」の原作でも知られる人気作家兼コミック作家のニール・ゲーマンが、中国の古典「西遊記」の映画化作の脚本を手掛けることになった。
この企画は、中国でTV版「西遊記」をヒットさせているTVプロデューサー、チョン・ジチョンが製作するもので、3D映画で3部作を予定しているそう。また、「アバター」のジェームズ・キャメロンにも技術面でのアドバイザーとしての参加をオファーしているという。
ゲーマンは『脚色は、叙事詩的というよりも映画的にしたいと思っている。この原作は、15億人の人々のDNAにすり込まれている物語。ピーター・ジャクスン監督が「指輪物語」を「ロード・オブ・ザ・リング」でやったように脚色するべきだと思う』と発言。
ゲーマンは映画脚本も経験済みで、「もののけ姫」の英語吹替え版の脚本や、古代叙事詩が原作の「ベオウルフ/呪われし勇者」の脚本も手掛けている。今回はどんな脚本になるか楽しみ。