オードリー・ヘプバーン主演の「ティファニーで朝食を」やコメディー「ピンク・パンサー」シリーズの監督で、「サウンド・オブ・ミュージック」のジュリー・アンドルーズの夫でもあるブレーク・エドワーズが肺炎による合併症によりサンタモニカで12月15日死去したことが代理人によって明かされた。享年88歳だった。家族に看取られての穏やかな最期だったという。
55年に監督デビューし、テレビシリーズ「ピーター・ガン」で名を上げた。「ペティコート作戦」「ティファニーで朝食を」「酒とバラの日々」「ピンクの豹」「グレートレース」「ブラインド・デート」など次々とヒット映画を作り、69年にジュリーと結婚。彼女とは「暁の出撃」「夕映え」「テン」「ビクター/ビクトリア」などで一緒に仕事をしている。最後の映画は93年の「ピンク・パンサーの息子」だった。2004年にはアカデミー賞の名誉賞を受賞している。