日本では「裸の銃を持つ男」シリーズで人気を博して以来、コメディー映画で顔を知られるベテラン男優レスリー・ニールセンが肺炎の合併症によりフロリダ州の病院で11月29日、84歳で亡くなった。
カナダ出身で空軍除隊後、ニューヨークに出て舞台やTVの世界に。55年に映画デビューし、「禁断の惑星」などで二枚目俳優として活躍。
その後「ポセイドン・アドベンチャー」などでシリアス演技を見せていたが、「フライング・ハイ」や「裸の銃を持つ男」などで一躍コメディー俳優として人気爆発し、以後はほとんどの出演作がコメディーやパロディー映画だった。