【A】2.靴屋
「マイ・レフトフット」('89年)でアカデミー賞を受賞後も何本かの映画に出演していたダニエル・デイ・ルイスが、ある日突然転職を決意。彼が望んだのは、何とフィレンツェで靴屋になることだった!
実際に靴屋の修行をスタートさせ、映画界から姿を消していたデイ・ルイスをハリウッドに呼び寄せたのは、マーティン・スコセッシとレオナルド・ディカプリオだった。
2人は「ギャング・オブ・ニューヨーク」('02年)のビル・ザ・ブャッチャー役をデイ・ルイスに演じてもらうために、わざわざフィレンツェまで出向き、説得。そして、オスカー俳優、ダニエル・デイ・ルイスは約4年ぶりにスクリーン復帰を果たすことになる。
(映画力がつく本:近代映画社刊より)