「グラン・トリノ」のクリント・イーストウッド監督が、初代FBI長官J・エドガー・フーバーを描く伝記映画「フーバー」Hooverに、イーストウッド監督が映画界引退を宣言してラッパーになった(ふりのモキュメンタリーを製作していた)ホアキン・フェニックスの出演を希望している。
すでに主人公フーバー役には「シャッター・アイランド」のレオナルド・ディカプリオが決定しているが、監督がホアキンにオファーしているのはフーバーの右腕で40年に渡って彼のアシスタント・ディレクターを務めたクライド・トルソンの役。2人は生涯に渡って独身で、同性愛関係にあったという説もある。
今回の脚本は、同性愛の政治家ハーヴェイ・ミルクを描いた「ミルク」のダスティン・ランス・ブラックが執筆。2人の関係をも描く作品になりそうだ。