ニューシネマの代表的傑作「俺たちに明日はない」や「奇跡の人」「小さな巨人」などの秀作を手がけてきたアーサー・ペン監督が9月28日、88歳の誕生日の翌日死去しました。ニューヨークの自宅で長らく心臓疾患のため静養していたようです。
兵役後イタリアのフィレンツェ大学で学び、帰国後の53年テレビの演出家としてデビュー。その後、舞台演出家として評価を得て、57年「左ききの拳銃」で長編映画の演出に進出。
他の作品に「逃亡地帯」「アリスのレストラン」「ナイト・ムーブス」「ミズーリ・ブレイク」「フォー・フレンズ」「ターゲット」など。
昨年は急性肺炎で入院もしていたとのことです。