12月17日(金)公開の『トロン:レガシー』が東京国際映画祭(TIFF)の特別招待作品としてスペシャルプレゼンテーション上映されることが決定した。
昨年、興行収入150億円を超えた『アバター』が上映され話題をよんだ枠で、通常完成作品を上映するところ、フッテージ数十分でありながら国際映画祭のスクリーンで上映するのにふさわしいと評価され、今年は『トロン:レガシー』が出品される運びとなった。
この映画祭での上映は、世界で初公開の映像も含まれており、世界中に注目されそうだ。この『トロン:レガシー』の撮影では、『アバター』のジェームズ・キャメロン監督が開発したフュージョン・カメラ・システムを使用。『アバター』で用いられたカメラよりも新世代カメラを使ってクオリティの高い映像を実現しているようだ。現在68週間にわたるポストプロダクション中で、本年度(7/22)のコミコンでは約7分間の映像がベールを脱ぎ、目の肥えたコミ・コンの観客たちを熱狂さた。
ダイナミズムと映像美で観る者を飲みこみ、ドラマティックな展開で陶酔させさせるのはジョゼフ・コシンスキー監督。アップルやナイキなどの革新的なコマーシャルを手掛けてきた最先端の映像クリエイターが、映画の新たなるフロンティアを切り開く。サム役には「トロイ」「エラゴン」にも出演した新進気鋭の若手俳優ギャレット・ヘドランド。サムの父ケヴィン役には、「クレイジー・ハート」で本年度アカデミー賞主演男優賞に輝いた名優ジェフ・ブリッジズ。また、全編に渡りエレクトロニック・ミュージック界屈指のトップ・アーティスト、ダフト・パンクの音楽がフィーチャーされ、映画の枠を超えた注目を集めている。
『トロン:レガシー』12月17日(金) 全世界同時公開。日本では3D上映のみの公開。