日本中の女性を虜にした『マリー・アントワネット』から4年、ソフィア・コッポラ監督の待望の最新作『SOMEWHERE』(原題)がついに公開された。
ハリウッド伝説のホテル"シャトー・マーモント"を舞台に、ハリウッド俳優ジョニー・マルコと、娘クレオと心の交流を描いた感動作。
9月1日より開催中のヴェネチア映画祭でワールド・プレミアがおこなわれ、9月3日(金)13時より行われた公式記者会見に、ソフィア・コッポラ、主演のスティーヴン・ドーフ、エル・ファニングが登壇した。
ソフィア・コポラは、幼いころよりよく訪れていたイタリアの地でワールド・プレミアできることを幸せに思うと、感慨を述べた。
主演のスティーヴン・ドーフについては「すごく才能ある俳優であると同時に、暖かいハートの持ち主なのよ。だから彼とエル・ファニングのシーンに暖かさが生まれてきたのだと思うわ」と絶賛。
スティーヴン・ドーフも「今の自分にぴったりな作品だとおもったし、ソフィアから何かを学びたかった。ソフィア、エルとの仕事はとても楽しくて、撮影が終わったときはとても淋しくなったよ」と撮影を振り返った。
現地メディアでは作品のみならず、主演のスティーヴン・ドーフの評価も高く、受賞の期待がかかっている。
「SOMEWHERE」(原題)
2011年4月2日、新宿ピカデリー他全国ロードショー!
配給:東北新社
写真左よりソフィア・コッポラ監督、スティーヴン・ドーフ、エル・ファニング