ジョージ・A・ロメロ監督が『ゾンビ』(78)の前に作り上げた幻の傑作『ザ・クレイジーズ/細菌兵器の恐怖』(73)をもとに、『バイオハザード』『28日後』『アイ・アム・レジェンド』を経て作られた「最新型感染サバイバル映画」の決定版の『クレイジーズ』がいよいよ公開される。
細菌兵器を乗せた軍用機が、ある小さな町の川に墜落。漏れ出したウィルスにより水を飲んだ人々は次々と凶暴化、平和な町はパニックに陥る。軍は事件を秘密裏に処理するため、住民を隔離し始める。保安官デヴィッドの妻も感染者とみなされ隔離されてしまった。彼は妻を助け出し、同僚のラッセルと共に町を離れようと決意する。潜伏期間は48時間。元は友人なのに凶暴化して襲いかかってくる感染者、大量の武器で町全体の焼却を迫る軍隊。果たして彼らは、この「狙われた町」から脱出できるのか…!? という物語。
単に「生き残り」と「感染者」の対決だけでなく、「感染者も正常者もすべて証拠隠滅」と軍隊が町全体を包囲する様が壮大なスケールで迫力十分に描かれている。息つく間もない展開に冒頭からラストまでスクリーンにクギ付けになる本作は11月13日(土)より池袋シネマサンシャイン他全国にて公開となる。
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