ニューヨークを舞台に4人の恋愛模様を描いた人気テレビシリーズの映画化第2弾「SEX AND THE CITY 2」の公開が6月4日に控える中、5月31日、都内で記者会見が行われ、サラー・ジェシカ・パーカーらメインキャスト4人とマイケル・パトリック・キング監督が登場した。

メインキャスト4人が揃って来日するのは今回が初めて。会場には日本のみならず、アジア各国のマスコミ関係者が集まった。

作品について”女性向きの007”という記者の感想について監督は「非常に正しいご感想だと思います。この作品はあり得ないことがあってもいいんです。根源に女性のリアリティを描いていますから。」と語った。

サラーは作品の中で一番好きなファッションについて聞かれると「1つに選ぶのは苦手だけど、“J'Adore Dior”と書かれたビンテージのTシャツに上着にパンツをはいていて。靴が”マノロ”なんですけど、この映画の為に特別に作られたんです。キャリーらしいファッションだと思います。」とコメント。また「SATC2」の衣装を手がけたパトリシア・フィールズ自身、大の日本好きだそうで「この作品は日本人女性のファッションから影響を受けている。（パトリシア・フィールズは）日本のファッション誌を大量に買ってきて、私たちも非常に参考にさせてもらった。とっても感謝してるわ。」と日本と作品との意外な結びつきを語った。

クリスティンは4人でのカラオケシーンについて「凄く緊張していたんですが、サラーが一緒にいてくれて緊張を解いてくれました。何日も何晩もかかったけど、凄く楽しいシーンでもありました。」と語った。

退場の際、サラーとキムは腰に手を回し踊りながら退場。終始上機嫌で約1時間の会見を終えた。