5月29日、デニス・ホッパーがカリフォルニアの自宅で前立腺ガンのため死去。享年74歳だった。
ホッパーは監督、脚本、出演を務めた69年の「イージー・ライダー」でアカデミー賞脚本賞にノミネート、カンヌ映画祭新人監督賞を受賞。71年の「ラストムービー」の配給を巡ってスタジオと衝突してハリウッドを追放されたが、80年代から俳優業、監督業に復活。86年のデーヴィッド・リンチ監督「ブルーベルベット」で全米批評家協会賞やLA批評家協会賞などの助演男優賞を受賞。現代美術の愛好家としても有名だった。
他の出演作に「地獄の黙示録」「勝利への旅立ち」「スピード」「ウォーターワールド」など。