「アイアンマン2」のスカーレット・ヨハンスンが、「現金に体を張れ」「突撃」の脚本でも知られる作家ジム・トンプスンの「最大の狂気」Lunatic at Largeの映画化作に出演するかもしれない。この原作の原稿は、スタンリー・クーブリック監督が映画化を検討するため預かっているうちに紛失してしまい、幻の作品となっていたが、99年にクーブリックが亡くなった後、遺品の中から発見されたもの。この原作を元に、クーブリックの義理の息子フィリップ・ホッブズと脚本家ステファン・C・クラークが原稿を完成させたという。今回のキャスティングについては、このホッブズが語ったもの。
原作は、50年代のニューヨークの酒場で、元移動遊園地で働いていた青年が、魅力的な女性に出会い、運命的な事件に遭遇していくというストーリー。スカーレットが演じるのはこの女性で、青年役は「月に囚われた男」のサム・ロックウェル。2人はもうすぐ公開の「アイアンマン2」でも共演している。監督は未定。