「ある公爵夫人の生涯」のキーラ・ナイトリーが、ギャラなしで出演することが決定。ただし、その作品は普通の映画ではなく、英国の若手現代美術アーティスト、スチュアート・ピアスン・ライトが監督する10分間の短編映画「迷路」Maze。キーラはこの映画で、エリザベス朝時代衣装を着て、生け垣で出来た迷路の中で恋人を探す。この恋人を演じるのはピアスン・ライト自身。
キーラはこの出演について「私は、クリエイティブで、変わってて、すばらしくて、大衆向けではないプロジェクトが大好き。参加できて嬉しいわ」と発言。ピアスン・ライトは「僕はこの作品のために狭い迷路の中で15人のスタッフを動かすだけじゃなく、ハリウッド・スターと交渉しなくちゃならなかった。でも、その甲斐はあったよ。キーラはすばらしい。僕は彼女の人間性に感銘を受けたよ。この行為は、彼女の気前よさの証明だ」と大感激。この作品は、5月5日からロンドンのリフルメイカー・ギャラリーで開かれるピアスン・ライトの個展で上映される。