「ヒストリー・オブ・バイオレンス」「イースタン・プロミス」で組んだヴィゴー・モーテンセンとデーヴィッド・クローネンバーグが、三度目のタッグを組む新作が決定。その「対話療法」The Talking Careは、心理学者カール・ユングと、彼の患者の若いロシア人女性サビーナ、そしてユングの師である精神分析学の始祖ジークムント・フロイドとの関係を描くもの。原作は「つぐない」「太陽と月に背いて」のクリストファー・ハンプトンの同名戯曲。
ヴィゴーが演じるのはフロイド役。この役は当初「イングロリアス・バスターズ」のクリストフ・ヴァルツが演じる予定だったが、彼はフランシス・ローレンス監督がサラ・グルーエンの同名小説を映画化する「サーカス象に水を」Water For Elephantsでショーン・ペンが降板した役を演じることになってこちらを降板。そこでヴィゴーが演じることになった。ユング役は「300」のマイケル・ファスベンダー、サビーナ役は「ある公爵夫人の生涯」のキーラ・ナイトリー。ラーゴ・フィルム、プロスペロー・フィルム他の製作で、5月17日に撮影開始予定。