4月17日公開の『アリス・イン・ワンダーランド』のファンイベントが、19日(日本時間20日)にアメリカ・ロサンゼルスにて開催された。このイベントは、屋外と屋内の2か所で行われる一大イベント。屋外イベントは、ハリウッド&ハイランドセンター広場でインスピレーションアルバムに参加しているアーティストによるライブパフォーマンスとキャストによる舞台挨拶。また、このイベントには2つのサプライズが隠されていて、1つは、ジョニー・デップの登場、そしてもう一つは映画の完成版の3D上映だった。
観客がアリス、マッドハッターなどのキャラクターに仮装し、会場は映画さながらのワンダーランドの世界。会場に設置されたスクリーンにバックステージでのキャストのインタビュー映像が次々流れ、最後にジョニー・デップとティム・バートン監督が映し出されると大歓声が沸き起こった。
今回はじめて本作のプロモーションに登場したジョニーは、バックステージでのインタビューで“アリス”と“自分の役柄”について、
「僕はアリスをイラストレーションや音楽を通じて知ったところがあるから、アリスが多くのアーティストたちの想像をかきたてるキャラクターだということを素晴らしく思うよ。 マッドハッターは、もちろんキャロルの話に登場する素晴らしいキャラクターが元になっているのだけど、今回目指したのは、ものすごく大きな、極端な感情を持ったキャラクター。怒りも、悲しみも、自由も、とても激しく表現する。言ってみれば、ムードリングの人間版なんだ」と語っている。
ティム・バートン監督もステージに登場!“今日は、みんな来てくれてありがとう。映画を楽しみにしてください”とコメント。そして、自らキャストをステージ上に呼び込み、最後にジョニー・デップの登場!知らされていなかった観客は一気に熱狂の渦に包まれた。